江戸の夜。暗闇の中、うごめく人影。弁蔵と宗次“ふたがしら”の盗贼一味「壱师」は、“つとめ”を鲜やかにこなしていた。昼は、品川の宿で働く弁蔵(松山ケンイチ)と宗次(早乙女太一)。料理の仕出しをする宗次に対し、弁蔵は赌场でばくちを打つ日々だ。ある日、弁蔵は赌场で胜ち続ける男、蔵蔵(くらぞう)に出会い、意気投合する。早速、吉原に缲り出した弁蔵と蔵蔵だが、男众に捕まった若い娘を追って来た宗次と遭遇。そんな3人の前で花魁道中が始まるが、その花魁を见て惊く弁蔵と宗次。そこにいたのは、おこんだった。おこんは、弁蔵と宗次に、游女11人を盗み出してほしいと仕事を依頼する。一方、江戸の町では新たな火盗改の头が着任早々、次々と盗贼一味を捕らえて名を上げていた―。[1] そんな中で、「壱师」の“つとめ”が始まるのだが…。